親の施設入所後の実家管理
この記事でわかること
・家族で決めたい管理の役割
・最初の訪問で確認したい場所
・通う負担と記録の残し方
この記事でわかること
・家族で決めたい管理の役割
・最初の訪問で確認したい場所
・通う負担と記録の残し方
親の施設入所が決まり、必要な手続きが少し落ち着いたところで、気になり始める実家のこと。
「郵便は誰が取りに行く?」「水道や電気は止めていい?」「また帰ってくるかもしれないから、売ることまでは考えられない」
家の将来をすぐに決められなくても、日々の管理は必要になります。最初に整えたいのは、誰が、いつ、何を確認するかです。
家族が何人かいると、お互いに「誰かが行っているだろう」と思い、確認が途切れることがあります。
まずは、鍵を管理する人、次に訪ねる人、近隣から連絡が来たときの窓口を決めておきましょう。本人の意向を確認できる場合は、管理の方法や家へ入る人についても話しておくと安心です。
家をどうするかの結論が出ていなくても、次の訪問日を決めることはできます。
施錠に加え、生活していたときの状態がそのまま残っていないかを見ます。
・冷蔵庫や台所に食品が残っていないか
・ごみや水気のある物を置いたままにしていないか
・郵便受けがいっぱいになっていないか
・窓、勝手口、物置の鍵が閉まっているか
・重要書類や貴重品を保管できているか
・庭木や物が道路・隣地へはみ出していないか
その日の状態を写真に残しておくと、次回の確認で変化を比べやすくなります。気になる染みや傷みがある場合は、場所が分かる写真と近くから撮った写真を残しましょう。
空き家だからと、電気や水道を一律に止めるのがよいとは限りません。清掃、通水、設備の維持などで必要になる場合があります。一方、漏水の心配がある家では、契約を残しているだけで安心というわけでもありません。
何に使うのか、誰が確認するのかを整理し、水道事業者や設備業者に相談して決めましょう。火災保険についても、居住状況が変わった場合の扱いを保険会社・代理店へ確認しておくと安心です。
訪問するたびに何となく一周するだけでは、小さな変化を見落としやすくなります。郵便受け、庭、建物の外まわり、室内の天井や床など、確認する場所を決めておきます。
「庭の写真がある」だけでなく、「前回より枝が伸びた」「以前はなかった染みがある」と分かることが重要です。訪問日、気付いたこと、対応したことを一緒に記録すると、家族間の引き継ぎにも役立ちます。
施設に入所したことだけで、子どもが自由に家を売ったり、大切な家財を処分したりできるわけではありません。
本人の意思と、契約や処分を進める権限を確認する必要があります。判断能力に心配がある場合は、大きな処分や契約に着手する前に専門家へ相談しましょう。
管理の準備と、家を手放す判断は、段階を分けて進められます。
家のために毎回仕事を休む、休日が移動と草刈りで終わってしまう。その状態を無理に続ける必要はありません。家族が行ったときに確認することと、定期的に任せることを分ける方法もあります。
柳川不動産PARTNERSでは、外まわりの確認から室内の換気・通水まで、必要な範囲で管理をご相談いただけます。
当社では、巡回日、確認場所、写真、対応内容をHOUSELOGに記録しています。その日の写真を見るだけでなく、「前回どうだったか」「何をしてもらったか」を振り返るための管理記録です。
離れて暮らしていても、家の状態を把握できれば、修繕や今後の使い方についても考えやすくなります。
坂戸市を中心に、鶴ヶ島市・川越市など近隣地域の実家管理をご相談いただけます。訪問頻度や管理担当が決まっていない段階から、お聞かせください。